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情報が集まり、歴史の息が通い、未来が見える国家記録院に訪問していだだき誠にありがとうございます.

我が国は朝鮮王朝実録、訓民正音、承政院日記、直指心體要節、高麗大蔵経及び諸経板と華城城役儀軌等、ユネスコ指定世界記録文化遺産を6件、保有している優れた記録文化のある国です.
しかし残念なことに日帝強占期・韓国戦争・軍事政権の時代を経ているうちにこのような記録文化の伝統が色褪せてしまいました.

そこで、国家記録院では輝かしい記録文化を継承し世界一流の記録国家を実現するために教育・コンサルティングを強化しながら、業務管理システムと連係した電子的記録管理の実現、国内外の主要民間記録物の収集、ナラ記録館の新築など、保存インフラの拡充を重点的に推進しています.

これからの国家記録院は単に国家記録の収集と保存だけではなく、記録を国民に様々な方法で提供できるサービス機関に生まれ変わろうとしております.
公的業務の遂行過程が徹底的に記録されるようにするのは勿論、所蔵している大統領記録物及び約200万冊を超える記録情報資源を誰もが容易に観られるよう、テーマ別にオンラインコンテンツを構築し、記録文化学校の運営、記録物の展示など国家記録がいつも人々の身近に感じられるように努力していきます.

記録は過去と現在、未来を繋ぐ媒体です.個人の記録が家族の歴史を刻んでいくように、公的記録が国の歴史を作っていくように国家記録院は記録する文化を築いていきたいです.